2011年09月16日

再臨界の可能性

さて、福島原子力発電所事故について。
 「2号機は注水が4時間早ければメルトダウンは避けられた」可能性。
そして速やかな対応ができなかった理由の一つに「東電の資産を守るため」

まあ、よくあることですね。
目先の利益を守ろうとして、より大きな損益をこうむる。
それが個人、企業単体でこうむる損害なら勝手にすればいいのですが、国家、地球環境に多大な影響を与えかねないほどの事故を起こす可能性のある事なら話は別でしょう。
実際に「希望的観測」「楽観」「利益優先」「安全軽視」で、目の前の危機は無視されていたからこその原発事故であり、防げる可能性はあったと、今ではわかっているのではないでしょうか?想定外ではなかった
女川原発は実際に津波対策をし、避難所にすらなりました。

 「7月末~8月中旬、福島第一原発で再臨界が起きていた?」

たしかに。
8月の放射線量で、19日に異常な動きがあります。
過去の自分のブログ記事には能天気なタイトルが並んでますが、これはおかしいとは思っていました(後出しで信憑性ないね~)。
ただ、書かなかった理由は、もう1つの資料を見てその理由がわからなかったからです。

まず、8月の放射線量
再臨界の可能性
拡大
再臨界の可能性
19日の数時間、明らかに数値が高くなっていますし、注目すべきところは一番下の地上1M での測定値です。
前後の日に比べると倍以上ではないですか?
で、8月の放射性降下物
再臨界の可能性
こちらには全く動きが無いのです。
放射性セシウムや放射性ヨウ素以外の放射性物質が降ったのでしょうか?
そこら辺が繋がらずにわからなかった為に、記事にはしませんでした。
が、最近ヨウ素が東日本各地で検出されてますが、放射性ヨウ素の半減期は8日。
「医療用ではないか」との論調もあるようですが、それなら全国の下水処理の汚泥から定期的に今までも検出されているはずで。
それを今調べてみても2300Bq/kgレベルの放射性ヨウ素が過去に各地で検出されているというのが見当たらない。
謎ですね。


まだまだ予断を許さず、状況が分からないままというのが現状のようですね。


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Posted by しろり at 00:27│Comments(2)震災関連
この記事へのコメント
この件は、京都にいる長男から怪しいと聞いていましたが、
明らかな数字ですね。
枝野さんも自分の身内は避難させて、国民には大丈夫だと・・・
国民ってバカにされているような気がします。
とにかく、若い人、子供は、大げさ過ぎるぐらい気をつけて欲しい。
Posted by サムライサムライ at 2011年09月17日 01:33
サムライ様
お越しくださいましてありがとうございます。
この放射性物質関連については、本当に人により気にする、市内の差が激しいです。

しかし、この2については本当にわかりません。
当該日前後の原子炉の温度などを見ても発表されている限りにおいて動きはないです。
謎過ぎて、何とも言えません。

心底、若い人、子供、妊婦さんは注意してほしい所です。
Posted by しろりしろり at 2011年09月17日 23:52
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